農業経営体経営者、月収354ユーロ以下が全体の3分の1に

農業共済保険MSAの集計によると、農業経営体経営者のうち、月間所得が354ユーロ以下の者が占める割合は2015年に33%となった(13万1450者に相当)。前年にこの割合は18%で、所得水準が危機的な水準に陥った人の数が大きく増えていることがわかる。農業経営体の従業員の数も1.6%の減少を記録。2010年以来で最大の減少率を記録した。
農業部門は、天候不順の影響や各種の衛生問題(鳥インフルなど)に農作物の価格低下の打撃が加わり、厳しい状況に陥っている。農業従事者や家族の精神衛生状態も悪化、自殺予防やメンタルケアを目的とする電話相談窓口「アグリエクット」の相談件数は月間300件近くと、前年の3倍に増えている。