「ブルキニ」イベントが物議に

マルセイユの市民団体が企画した「ブルキニ」イベントが物議を醸している。この団体SMILE13は、マルセイユ近郊のレジャー施設スピードウォーター・パークを9月10日に借り切り、女性と家族連れ向けに、「ブルキニ」など全身を覆う水着を着用してプールを利用できる機会を提供する計画だった。これに、極右政党「国民戦線(FN)」と保守野党の共和党所属の地元議員らが、イスラム主義者が勢力の拡大を狙ったものだなどと主張して反対運動を展開しており、開催が中止に追い込まれそうな趨勢となっている。これについて、「公的援助を受けていない団体が民間施設を借り切って開催するイベントをなぜ禁止するのか」(地元選出の社会党所属ガリ上院議員)として、イスラム教徒を不当に指弾する動きだと批判する意見もある。