政府、たばこ規制で一部のブランド名の使用を禁止か

政府はたばこのマーケティング規制に関する新政令の準備を進めている。政令案は現在、コンセイユデタ(行政最高裁)による事前審査の段階にある。報道によると、一部のブランド名の使用禁止を盛り込んだ厳しい内容になるという。
政令案は、2014年の欧州指令の国内法規化を目的に準備された。たばこの性質について誤った印象を与えることで消費を促す行為を禁止する内容で、たばこに適用できるマーケティング手法に厳しい制限を加えている。具体的には、スリム、低タール、ライト、ナチュラル、オーガニック、無添加、といった文言を商品名や商品説明に加えることが禁止される。それに付随して、ポジティブなイメージなどを有する言葉をブランド名に使用することが禁じられるといい、具体的には、フランスの代表的な紙巻きたばこのブランドであるジタン(Gitanes)やゴロワーズ(Gauloises)が、名詞が女性形になっており、女性的なイメージを与えるという理由で禁止対象となるといい、他のブランド名も禁止対象となる恐れがある。
JTIフランスの広報担当は新たな規制について、消費者を無視して、純粋に主観的な基準により市販の半数近くの製品を締め出すものだと批判。仏SEITAも、欧州連合(EU)の他国と比べて行き過ぎた規制だと批判している。