パリ市内で人質事件、犯人はモロッコ人男性

パリ市の10区で6月12日、人質事件が発生した。犯人は午後3時半頃にプチットゼキュリ通り45番地の建物内に配達人を装って侵入し、2人の人質をとって立てこもっていたが、午後8時頃に警察が突入し、検挙した。犯人は人質の一人(男性)を手錠で椅子に繋いだ上でガソリンを浴びせ、もう一人の人質(女性)を刃物で脅して拘束していたが、人質はいずれも無事に救出された。犯人はアサルトライフルと思しき武器も携えていたが、これはプラスチック製の模型であることが後で判明。
犯人は警察の交渉官に対して、爆弾も携えていると主張し、駐仏イラン大使を呼び寄せろと要求するなど、テロ襲撃かとも考えられたが、その後の様々な要求に全く一貫性がなく、テロの可能性は薄れた。その後の取り調べで、犯人は26歳のモロッコ人男性であることが判明したが、情報機関の危険人物リストには含まれておらず、精神疾患歴も見つかっていない。動機などは今のところ不明。