パリの気温、2100年時点で5度上昇の可能性も

メテオ・フランス(気象協会)は8日、パリ市における長期の気温推移の予測を公表した。気候変動対策が奏功しなければ、2071-2100年の期間に、平均気温が4度から5度上昇すると予測した。
20世紀を通じてパリの気温は1.4%上昇した(最低気温による比較)が、上昇の勢いは20世紀後半に加速しており、夏季には10年につき0.4度、秋季・冬季には同じく0.2-0.3度の上昇を記録した。その後も気温上昇はさらに加速しており、観測史上で高温の上位5年は今世紀(2011、2014、2015、2017、2003年)に集中、また、最も冷夏だった上位5年は1980年以前に遡っている。
メテオ・フランスによると、2050年までは年平均気温(現在12.4度)が1度上昇する。その後の推移は気候変動対策の成功の如何に大きく左右され、温室効果ガスの排出量を大きく削減することができれば、2100年までに上昇分は1度に、安定化できれば2度となり、現在のペースで増加するなら4度の上昇を記録することになる。