マクロン大統領の支持率、横ばいで推移:左派有権者の支持は低下

レゼコー紙などの依頼で毎月実施の世論調査によると、マクロン大統領の支持率は6月に40%となり、前月比で1ポイント低下した。フィリップ首相の支持率は前月並みの37%だった。いずれの支持率も、多少の変動はあるものの、2017年10月以来でほぼ同水準を維持している。マクロン大統領の支持率は、就任直後に45%で、夏季に5ポイントほど低下した後、2017年秋から同程度の水準を保っている。
マクロン大統領の支持率は、保守野党の共和党の支持者では42%と、全体よりも高めで、大統領選で同党のフィヨン候補に投票した人に限ると、支持率は4ポイント上昇の55%とかなり高くなる。その一方で、左派の有権者層の支持率は1ヵ月で5ポイント低下しており、政権への支持が右寄りの層に傾いていることがわかる。これは、足元の鉄道ストなど一連の抗議行動の影響があると考えられ、マクロン大統領が自由主義的な政策を推進しているとの心証を、左右の有権者らが共々強めていることをうかがわせている。これと並行する形で、閣内における左派系の最有力の人材であるユロ環境相の好感度は6月に41%まで低下、就任直後の60%から大きく後退した。