極右「国民戦線(FN)」、「国民連合(RN)」に党名改正

極右政党「国民戦線(FN)」は6月1日、リヨンで党の議決機関を招集し、党名改正を正式に決めた。「国民連合(RN)」に改名した。
党名改正はマリーヌ・ルペン党首が提案。投票では80.81%の賛成票を得て採択された。三色旗を炎の形にした党のシンボルは、デザインを手直しした上で維持。新党名の「国民連合(ラサンブルマン・ナショナル)」は、国家主義を表す「ナショナル」の語を残しつつ、より幅広い勢力の結集を暗示する「ラサンブルマン」(連合)という語に置き換えた。一段と大きな政治勢力へと生まれ変わることを期した改名だが、移民排斥と反欧州という基本的な方針に変化はない。
なお、マリーヌ・ルペン党首は改名に前後して、右翼政党「立ち上がれフランス」に対して、2019年に行われる欧州議会選において共闘を呼び掛けた。これに対して、「立ち上がれフランス」のデュポンテニャン党首は、当座は協力に応じない考えを表明。欧州議会選に向けて本格的な政策案をRN及び保守野党の共和党に示した上で、協力の可能性を改めて協議すると説明した。