パリのジャルダンダクリマタシオン、リニューアルオープン

パリ・ブーローニュの森にあるジャルダンダクリマタシオン(馴化園)が6月1日にリニューアルオープンする。6000万ユーロを投資し、8ヵ月に渡る工事を経て、新アトラクション等を導入、遊園地としての訴求力を高めた。
ジャルダンダクリマタシオンは1860年、時の皇帝ナポレオン三世の命により整備された。もとは、世界の動植物を受け入れ、フランスの気候になじませる施設で「馴化園」の名はそこから来ている。施設は早くからパリ市民の遊興の場となり、近年は子どものための遊園地として人気があった。リニューアルでは、なつかしいアトラクション(ミニトレイン、お化け鏡、1900年のメリーゴーラウンドなど)は残しつつ、新たに絶叫系のジェットコースター(時速45km、高低差400メートル)を導入するなどして、13才を超える世代へのアピールを高める工夫がなされた。
施設のリニューアルは、新たにコンセッション契約を獲得したコンソーシアムが行った。コンソーシアムには、LVMH(高級ブランド)が80%、コンパニーデザルプ(スキー場など運営)が20%を出資。LVMHのルイヴィトン財団は施設の至近距離にあり、リニューアルでも、敷地内から財団の建物が見えるように設計が改められた。リニューアルを経て、年間入場者数を2025年までに300万人(現在は200万人)に増やすことを目指す。同じ期間に、年商は2500万ユーロから4000万ユーロへ増える見込み。