英国:ヘンリー王子成婚、経済波及効果は10億ポンド超に

英国王室のヘンリー王子と米国の女優メーガン・マークルさんの結婚式が5月19日にウィンザー城で行われる。コンサル事務所のブランド・フィナンスは、この結婚による英国経済への波及効果を10億ポンド超とする推計を示した。同事務所は1ヵ月前には5億ポンド程度との予測を示していたが、それ以来の報道の過熱ぶりなどを踏まえて、予測を大幅に上方修正した。その内訳は、モード関係が1億5000万ポンド、外食産業・商業が2億5000万ポンド、観光業が3億ポンド、そして英国の「ブランドイメージ」の向上に伴う長期的な効果が3億ポンドとなっている。モード関係では、マークルさんが婚約発表の際に着用した白いコートが売り切れの人気で、商業部門では各種のグッズ販売(5000万ポンド程度の規模になる見通し)をはじめとして国内の消費の拡大が見込める。英国観光の誘致力も高まる見通しで、連休(聖霊降臨祭)の効果もあるとはいえ、この18日と19日にユーロスター(英国と欧州大陸を結ぶ高速鉄道)の旅客数は前年同時期比で24%増と、結婚式の効果をうかがわせている。マークルさんの出身国である米国からの観光客の増加も期待できる。