高齢者介護施設の状況を問題視する報告書が公表に

全国倫理諮問委員会(CCNE)は16日、高齢者介護施設(EHPAD)の状況に関する報告書を公表した。入居者が置かれている精神的に厳しい状況を糾弾する内容となった。
現在、全国の7200ヵ所の高齢者介護施設には60万人弱の高齢者が入居している。報告書によると、4割の入居者はうつ状態にあり、また、75%の入居者は入居を望んでいないと回答している。報告書は、社会全体が高齢者の存在から目を背けており、施設は高齢者のゲットーと化していると指摘、改善の必要性を強調した。
現在、75才以上の高齢者数は610万人に上り、総人口の9%を占める。この割合は2060年には16.2%に上昇し、要介護者の数も、現在の2倍の226万人に増えるものと予想されている。