マクロン大統領、ニューカレドニアを訪問

マクロン大統領は3日から5日まで、ニューカレドニアを訪問した。マクロン大統領のニューカレドニア訪問はこれが初めて。フランスの大統領による訪問はこれが7回目。11月4日には独立の是非を問う島民投票が行われることになっており、そのちょうど6ヵ月前というタイミングでの訪問となった。
ニューカレドニアはフランスの海外特別自治体で、独立運動の中で流血の惨事に至る場面もあった。30年前の1988年に結ばれたマティニョン合意により当事者間で和平の暫定的な取り決めが成立、その10年後の1998年に結ばれたヌメア合意により、20年後に独立の是非を問う島民投票を行うことが決められた。その投票が今年の11月に行われる。
島民投票は、「ニューカレドニアが全的な主権を獲得し、独立することを望むか」という質問にイエスかノーかで答える形で行われ、有権者名簿は、通常の自治体選挙よりも限定的な基準に基づいて作成された。フランス政府は中立の姿勢を守っており、マクロン大統領は今回の訪問の機会に「平静と統一、そして建設的な対話に基づいて選択を行う」ことを呼びかけた。
2日に発表された世論調査によると、ニューカレドニアでは、59.7%の人が独立に反対を回答。賛成は22.5%、「決めていない」が17.8%となっており、独立反対がかなりの優位を保っている。