仏国鉄とエールフランスの同時スト、参加者が減少

仏国鉄SNCFとエールフランスで5月3、4日に同時ストが実施される。両社では抗議行動が1ヶ月前に開始したが、ともにスト参加者が減少しつつある。
仏国鉄は、高速鉄道TGVとパリ首都圏の郊外列車で半分、ローカル線では5本に2本の運行を見込む。列車運行に必要な部署の人員のスト参加率は29.8%で、同じく平日にストが実施された4月24日(32.2%)を下回る。経営側によると、5月3日のスト参加率は、運転士で52%、車掌で40%、信号係で23%に上る見通し。2日間のストを実施した後に3日間はストを中止し、このサイクルを繰り返すというこれまでとは違ったストの方式に対応して、公共輸送機関の利用者も鉄道以外の他の移動手段の利用で対応しつつあり、1995年の国鉄長期ストで国が麻痺状態に陥ったような事態は起きてはいない。同僚、隣人による私的なライドシェアリングの組織化、ライドシェアリングの斡旋サイトの利用、長距離バスやこれまで利用されていなかったトラムの利用などが観測される。
一方、エールフランスによると、パイロットのスト参加率は18.8%と前回4月24日の27.2%を下回る。CAでは18%と横ばいで、地上職ではスト参加者が微減しつつある。ストに加わるパイロットの減少により、85%近くの便の運行が確保される見通し(前回は65-75%)。4月半ばからパイロットのスト参加率は低下し始めており、特に賃上げ案に関する従業員投票を実施することが発表されてから、参加率の減少が加速している。