マクロン大統領、オーストラリアとニューカレドニアを訪問

マクロン大統領は1日から3日まで、オーストラリアを訪問する。大統領は次いで、3日から5日までニューカレドニアを訪問する。
オーストラリアの訪問について、ルモンド紙は、フランス側は公には認めていないが、太平洋地域で勢力の拡大を狙う中国への意識が背景にあると報じている。中国は太平洋の島嶼国に対して2006年から2016年にかけて、総額17億8000万ドルの援助(主に優遇税率による借款)を行ったといい、国際的な選定基準には従わずに援助をばらまいて諸国の歓心を買っていると、オーストラリアを含む西洋諸国は神経を尖らせているという。ニューカレドニアの隣国であるバヌアツでは、首相官邸の建設プロジェクト(4月初頭に発表)を含めて、中国の支援を受けた30件程度のプロジェクトが進行中であり、最近ではバヌアツに中国軍が常駐する方向で交渉が進められているという報道もなされた。両国はこの報道を否定してはいるものの、オーストラリアなど近隣諸国は警戒感を強めている。
他方、ニューカレドニアでは11月4日に独立の是非を問う島民投票が行われることになっている。大統領が今回の訪問でどのような発言をするかが注目されている。