パリ・オペラ座バレー団のデュポン監督、団員アンケートで批判相次ぐ

パリ・オペラ座バレー団のダンサーを対象にしたアンケート調査の結果がこのほど報じられた。オーレリー・デュポン監督にとって厳しい内容となった。
この調査は、団員の組合組織が実施したもので、154名の団員のうち108名が匿名にて回答した。報道によれば、89.8%が「マネジメントの質が低い」、76.8%が「モラルハラスメントの対象となっているか、同僚が対象になっているのを見たことがある」、25.9%が「セクシャルハラスメントの対象となっているか、同僚が対象になっているのを見たことがある」と回答した。
パリ・オペラ座のリスネール所長はこれについて、内部の使用に供される目的でなされた調査結果が報じられたことについて驚いているとコメント。デュポン監督への支持を表明した上で、団員の声を聞いて改めるべきは改めてゆくと説明。また、セクハラについては厳しい態度で臨むと約束、被害者には上層部に訴え出てほしいと呼びかけた。
デュポン監督はオペラ座のエトワール出身で、ミルピエ前監督が2016年2月に突然に辞任した後を受けて就任した。今回のアンケート調査では、「マネジメントの能力がなく、それを獲得する気もない」、「団員の声に耳を傾ける姿勢がなく、対話の精神が欠如している」など、監督に対する厳しい意見が表明されているといい、内部の対立が根深いことを印象付けている。