仏タレス、ジェムアルトの年内買収を確認

仏防衛電子大手タレスのケーヌCEOは4月11日、ジェムアルト(ICスマートカード)の買収を2018年後半に完了するという当初の日程維持を表明した。タレスは、ジェムアルトの買収を通じて、サイバー・セキュリティ部門で世界最大手に躍進することを目指す。タレスは2017年に同部門で5億ユーロの売上高を上げており、2018年には10%の増収を見込む。ジェムアルトは同部門でやはり5億ユーロの売上高を上げており、買収を通じてタレスのサイバー・セキュリティ部門売上高は10億ユーロを突破する。
これとは別にタレスは、企業のサイバーセキュリティを診断する部門をドバイに開所することも発表した。アラブ首長国及び中東の企業向けにサービスを提供する。
さらに、タレスは世界的ローファームのギブソン・ダンとの提携も発表した。EU(欧州連合)で5月25日に発効するEU一般データ保護規則(GDPR)への対応について、企業へのアドバイザリー・サービスを提供する。