社会党第一書記にフォール氏が就任

社会党は7日と8日の両日、オーベルビリエ市で党大会を開いた。2000人程度の党員が参加、オリビエ・フォール下院議員(49)を第一書記(党首)に選出した。
社会党は昨年の大統領選と総選挙で惨敗し、壊滅的な打撃を受けた。党の再生がフォール第一書記の課題となる。
2017年までのオランド左派政権の下で、社会党の支持層のかなりの部分は社会党への期待を見失った。マクロン大統領が率いるLREMに流れる勢力があり、また、左寄りの層は、さらに左寄りの傾斜を強めていった。結果として、社会党の支持層は空洞化しており、再結集が必要となっている。フォール新第一書記は、マクロン政権を左派ではないと攻撃、また、政権を担うことができない左翼勢力をあわせて批判し、社会党は責任ある政治勢力の道を歩むと抱負を述べた。
なお、フォール氏と第一書記選挙を争った左寄りのモーレル氏は、党に残るものの、党とは別に政策集団を旗揚げすると予告。党内で離脱の動きがまだ止んでいないことを窺わせた。党の結束を維持して党勢を立て直すのは容易ではないとみられる。