公共交通機関の乗車券にクレジットカード、ディジョン市が導入

ディジョン市(コードドール県)はこのほど、公共交通機関の乗車券として非接触型決済手段(カード、スマホなど)を用いる新サービスを導入した。手始めにトラムウェイ2路線で導入、年内にはバス路線に広げる予定。
新サービスは、ディジョン都市圏の公共交通機関を運営するケオリス社(国鉄SNCF子会社)が、ナティクシス・ペイマン・ソリューション(BPCE銀行傘下)の協力を得て導入。ICカード型の定期乗車券の読み取りのために、車両内に設置されている装置をクレジットカード等にも対応する装置に取り換え、このために40万ユーロを投資した。乗客はこの装置にカード等をかざすだけで乗車券(1.30ユーロ)を購入できる。乗る度に装置にかざす必要があり、1日に3回分(3.9ユーロ)のみが課金され、4回目以降は無料となる。引き落としは1日ごとにまとめてなされる。検札は支払いに使ったカードを提示し、専用の端末を利用して確認を行う。NFC対応のカード等ならどれでも使えるが、一部の発行が古いカードは対応していないものもあるという。
ケオリスらはこのサービスを、観光客や出張者など地元以外の利用者を念頭に導入。公共交通機関をあまり使わないこうした層を取り込むことができると見ており、年間70万から80万人の利用者拡大効果を見込んでいる。