モンペリエ大学で襲撃事件

モンペリエ大学で24日未明、覆面をした者たちが押し入り、講堂を占拠していた学生グループを襲撃する事件があった。法学部長が解任される騒ぎに発展した。
同大学では、大学入学者決定の制度改革に反対する学生グループが23日、講堂の占拠を開始していた。この件で24日に学生総会を開くに当たり、学校当局により排除されないようにする目的で占拠を開始したが、24日未明に覆面をして角材などで武装した集団が侵入し、学生たちに暴行を加える事件が発生した。占拠の学生グループの側では、建物を大学当局が警備していたにもかかわらず、暴徒が侵入できたのはおかしいとして、法学部のペテル部長が強制排除を狙って差し向けた者たちに違いないと糾弾。ペテル部長はこれについて、自らが関与した可能性を否定した上で、現場には占拠に反対する学生や教員がおり、不当な占拠をやめさせるために介入したのではないか、などと述べて、暴徒側を擁護するような発言をした。モンペリエ大学のオジェ学長は事態を重く見て、真相究明のために警察に提訴を行った上で、26日まで大学を閉鎖すると発表。ペテル部長は24日昼過ぎに辞任に追い込まれた。
なお、これに絡んで25日にはモンペリエ市内で反ファシズム勢力と地元の極右団体「リーグデュミディ」の間で小競り合いが発生。事件の背後に極右勢力が介在していると主張する反ファシズム勢力と、極左とテロを同一視して攻撃の対象とする極右勢力が、お互いに石などを投げあう場面があった。