独デュッセルドルフのProWein、世界最大のワイン国際見本市

ドイツのデュッセルドルフで毎年開催のワイン国際見本市ProWeinが3月20日に閉幕する。出展者が6600に上る世界最大のワイン国際見本市で、25回目を迎えた今年に、入場者数は前年の5万8500人を上回り、過去最高を記録する勢いとなっている。
ボルドーで開催されるフランス最大の見本市Vinexpoは、昨年6月の開催で出展者数が2300、入場者数は15%減の4万人と、ProWeinとの差が広がりつつある。ProWeinはもとは仏ワイン業者とドイツのバイヤーと接触する機会を提供する催しだったが、現在では最大の国際イベントとなり、出展者ではイタリアがトップ、入場者は世界120ヵ国から訪れている。
成功の理由の一つは、3月という開催時期で、Vinexpoの開催時期である6月に比べてワイン業者には時間の余裕があり、また、前年物の紹介をいち早く行うことができる。また、ドイツは世界でも有数のワイン消費国という地の利がある。さらに、ボルドーのVinexpoと比べて商談が成立しやすいという評判がある。Vinexpoの場合は専ら、ボルドーのシャトーが招待客を歓待する機会になっているのに比べて、ProWeinには商談のみに専念するという気持ちで双方がやってくるという違いがあるという。Vinexpoへの出展をやめた業者は、「Vinexpoでは客は15時にならないと来ない。シャトーで昼食をとって、そのままアポをキャンセルする顧客も多い」と証言している。ブースの代金も、同じ規模でProWeinが1800ユーロ、Vinexpoが3200ユーロとかなり差があり、どのみちボルドー主役のVinexpoはやめて、ProWeinに賭ける業者も多いという。