パリとシャラントンルポン市の再開発計画が発表に

カンヌ市で14日、MIPIM(不動産国際見本市)が開幕した。この機会に、パリ市とその東側に位置するシャラントンルポン市をまたいだ再開発計画が発表された。94万平方メートルが整備され、人口1万1500人の地区が出現する。
シャラントンルポン市は、バンセンヌの森とセーヌ川に挟まれて細長く広がっており、リヨン駅から発して東に向かう鉄道線が通過している。パリに隣接してはいるものの、鉄道線と環状自動車専用道路(ペリフェリック)が障害になり、パリとの連絡が極めて希薄という問題点がある。今回の再開発計画は、鉄道線やペリフェリックを跨ぐ形で用地を確保し、パリのサンテミリオン地区からつながる格好で、行きどまりのない都市空間を実現することを目指している。また、自治体が協力して再開発計画を準備した点で新しい。
目玉となるのが190メートルの高層ビルで、5000平方メートルの空中庭園を備えたガラスを多用した建物となる。この分野で世界的に知られる米スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(SOM)が設計を手掛ける。開発計画の全体は仏大手ブイグ・イモビリエが主導する。