マクロン大統領、インドを公式訪問

マクロン大統領は9日、インドの公式訪問を開始した。両国はこの機会に、協力関係を強化する姿勢を内外に示した。
インドのモディ首相は9日、到着したマクロン大統領夫妻を空港まで出迎えた。首脳訪問への待遇としては、2015年の安倍首相の訪問以来の厚遇となった。フランスにとってインドは輸出先として18位、インドにとってフランスは20位に過ぎないが、マクロン大統領は経済関係の発展に大きな余地があると期待している。
両首脳は今回の訪問の機会を利用して、「国際ソーラー同盟」の首脳会議を主催。このイニシアチブは、両国が2015年にパリで開催の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)の際に発表したもので、途上国における太陽光発電の普及促進を目的とする。マクロン大統領は今回、2022年までに10億ユーロの拠出を約束した。
両国はまた、20件を超える契約の調印を行った。総額規模は130億ユーロに上り、うち、サフランがスパイスジェット(格安航空)と結んだエンジン供給・保守契約が100億ユーロ程度と最も規模が大きかった。このほか、スエズが水処理契約を、アルストムが鉄道プロジェクトの契約数件を獲得した。また、EDF(仏電力)とNPCIL(インド原子力発電公社)の間で、ジャイタプル原子力発電所の整備計画に関する趣意書に調印。大統領府筋では、年内の契約成立を目指すコメントしている。