パリ市内の賭博クラブ、トランシャン・グループが初の許可を取得

パリ市内に賭博クラブの開設が試験的に許可される件で、去る1月に許可申請を行った3社のうち、トランシャン・グループがこのほど、許可を取得した。マルブフ通り(8区)に2200平方メートルの施設を今春に開設する予定。詳しい日程は明らかにされていない。
パリ市とその周辺においてはカジノ開設は禁止されているが、パリ市内には、非営利団体が運営する賭博場数ヵ所が特例措置として営業していた。ただ、資金洗浄への連座などの事件が続き、現在はそのほとんどが姿を消している。当局はこれを踏まえて、制度を全面的に改め、3年間の期限付きで許可制にて賭博クラブの開設を認めることを決定、改正後の最初の許可付与に至った。
トランシャン・グループは600万-700万ユーロ程度の投資を予定。営業開始に当たっては、建物の安全性確保や従業員160人のトレーニング、そして提供する賭博の各々に関する内務省からの認可の取得など、越えるべきハードルはまだ多い。カジノには許可されるスロットマシンやルーレットなどは賭博クラブにおいては認められないなど、制限も設けられている。
初回の許可申請は、トランシャンのほか、パルトゥーシュとレノーが行った。また、その後にバリエール・グループが許可申請を行っており、アルダン(ベルギー)も参入を計画しているという。3年間の期限の終了前に成果の評価が行われ、継続の是非を決めることになっている。