スイス、ロブスターの釜ゆでを禁止

スイス政府は3月1日付で、ロブスター(オマール海老)の動物福祉向上のための新規則を施行した。生きたまま茹でる調理法が禁止された。
新規則は、環境派の下院議員が2015年9月に行った提案に基づいて導入された。甲殻類が脊椎動物と同等の感受性を備えているとの最近の研究結果を踏まえて、苦痛を最小にするための規則が導入された。環境派議員は輸入そのものの禁止を提案したが、国際条約に抵触することもあり、政府は一連の技術的な規則を定めることを選んだ。具体的には、電気ショックを与えるか、「脳の機械的破壊」(尖ったもので頭部を貫く)を行った上で加熱を施すことを義務付け、また、輸送時の条件の改善(氷水中に入れて輸送しない、など)も義務付けた。新規則は、外食産業だけでなく、個人による調理の場合にも適用される。違反行為の検査・摘発は各州の政府の権限に属する。
スイスには年間で13万匹の活ロブスターが輸入されている。