ロレアル、デビッド・ベッカムと「ハウス99」を立ち上げ

仏化粧品大手ロレアルは2月28日、男性用ケア製品の新ブランド「ハウス99」の欧州大陸での販売を開始した。デビッド・ベッカム氏の協力を得て新ブランドを立ち上げた。
ハウス99は、シェービングフォームやヘアトニック、タトゥー肌用の保湿クリームなどの製品を提供。2月1日にロンドンのハーベイ・ニコルズ(百貨店)で先行販売を開始。このほど欧州大陸と米国に販売を広げた。フランスではセフォーラ(香水など販売)が取り扱うほか、インターネット販売を行う。中国でも下半期にEコマース大手を通じた発売を予定する。
ハウス99はロレアルにとって36番目のブランドとなる。ベッカム氏は少数株主として出資した。ロレアルは企業買収でブランドを増やしてきたという歴史があり、自前でのブランド立ち上げは、ロレアル(1907年)とケラスターゼ(1964年)に次いでこれがわずかに3件目という。若い世代にアピールする新ブランドはあっという間に企業価値が高くなり、買収費用の負担が嵩むという事情があり、自前での立ち上げに成功すれば利益はそれだけ大きくなる。SNS上で露出が大きいベッカム氏の協力を得ることで、マーケティングも有利に進められる。ハウス99は2018年に5000万ユーロの売上高達成を目指す。