ヌテラ安売りのアンテルマルシェ、刑事罰に直面

仏当局機関DGCCRF(消費者保護・詐欺行為摘発を担当)はこのほど、食品小売大手アンテルマルシェが商法典に違反した疑いがあるとして、エブリー地検に調査結果を送致することを決定した。アンテルマルシェは1月末に、伊フェレロのヌテラ(チョコレートスプレッド)、米パンパースのおむつ、仏ペリエのミネラルウォーターを7割引で販売した。特にヌテラについては、買い物客が殺到する映像がSNSで拡散し、議論になっていた。
DGCCRFはこの問題で、事件発生直後に立ち入り調査を実施し、仕入れ価格を下回る価格での不当廉売に当たるかどうかを調査した。フランスの法令では、在庫品処理のためのバーゲンでは仕入れ価格を下回る販売が認められているが、DGCCRFは調査の結果、割引品は1ヵ月以内に仕入れたもので、バーゲン商品としては認められないと結論し、調査結果を検察当局に通知することを決めた。この罪状での最高刑は37万5000ユーロの罰金となる。