パリ市、ホームレスの人数把握キャンペーンを実施

パリ市は15日から16日にかけての夜に、市内のホームレスの数の把握を目的にキャンペーンを実施した。約2000人(うち1700人がボランティア)を動員し、市内の全域で路上生活の人の数を数え、ホームレスの人々からの聞き取り調査と支援に関する情報提供などを行った。パリ市は、ニューヨークやロンドンなどで行われた同様の取り組みに倣って今回のキャンペーンを企画。集計結果は、関係機関が提供した情報とも突き合せた上で、2月末に公表されるが、3000人は下らないものとみられている。
ホームレス問題では、ドノルマンディ国土整備閣外相が1月30日にパリ市内のホームレスの数を50人と言明して以来、政府の対応を批判する声が各方面から生じている。閣外相はその後、1日に救済窓口の電話番号に連絡してくる人の数を言ったものであり、ホームレスの人の数は当然それよりも多いと釈明したが、論争は止んでいない。パリ市の今回のキャンペーンは、論争が発生する前から計画されていたもので、直接の関係はない。