マエリスちゃん失踪事件:ルランデ容疑者が犯行を自供、遺体見つかる

去る8月に発生したマエリスちゃん(9)失踪事件で、勾留中のルランデ容疑者(34)が2月14日、殺害を自供した。被害者の遺体が容疑者の示した場所で発見された。
この事件では、去る8月27日、イゼール県内で行われた結婚式に家族と共に出席していたマエリスちゃんが失踪。同じ結婚式に姿を見せていたノルダル・ルランデ容疑者が9月4日に逮捕されたが、これまで犯行を認めていなかった。容疑者は、事件直後に自家用車を入念に洗浄していたが、その自動車のダッシュボードなどからマエリスちゃんのDNA痕跡が検出されており、また、付近の道路の監視カメラの映像から、容疑者の運転する自動車の助手席にマエリスちゃんとみられる人物が乗っているのが確認されるなど、容疑は深まる一方だったが、容疑者は一貫して関与を否定してきた。捜査当局は今回、最新技術を利用した再調査の末に、容疑者の自家用車のトランクの床から血痕を発見。これがマエリスちゃんのものと確認されたことを材料に、容疑者を追及したところ、容疑者はようやく、マエリスちゃんの遺体を付近の山中に隠したと供述した。遺体は、失踪現場から数km離れたサボワ県内の山中から、容疑者の供述通りの場所で発見された。容疑者はマエリスちゃんを「事故で死なせた」とのみ述べて、死亡の状況については今のところ供述していない。
ルランデ容疑者については、逮捕後の調査で新たな容疑が浮上。サボワ県内で失踪し、先頃遺体が発見された憲兵隊員アルチュール・ノワイエさんの事件で、殺人容疑にて正式捜査の対象となっている。この件では、マエリスちゃん事件の捜査の過程で容疑者の携帯記録の調査が行われ、この結果、ノワイエさんの失踪時に容疑者が同じ場所にいたことが判明している。容疑者がこの地方で発生したその他の失踪事件に関与した可能性もあり、容疑者の今後の供述が待たれている。