現金輸送車の強盗事件、運転手の娘を誘拐の新手口

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8日夜、スイスで現金輸送車の強奪事件が発生した。輸送車の運転手の娘が誘拐され、犯人グループは脅迫の末に現金を奪取した。こうした手口は初めてで、関係者らに衝撃を与えている。
輸送車の運転手は、フランスのリヨン市に居住するフランス人で、スイスのSOSシュルベイヤンス社に勤務していた。警察の調べによると、運転手と同居する22才の娘が同日夕方、配管工を偽って住居に入った男たちにより誘拐された。娘は脅迫を受けて勤務中の父親の携帯に電話し、犯人グループの指示に従うよう懇願。父親はスイス国内で現金を輸送中だったが、指示に従って所定の駐車場に停車、待ちうけていた数人の犯人グループが現金1000万-1500万ユーロ程度を奪い、車で逃走した。
現金を奪ったグループは覆面と手袋をしていた。誘拐犯のうち、配管工を装った一人は覆面をせずに現れ、次いで現れたグループは覆面をしていたという。誘拐された娘は現金盗難後に解放されたが、DNA痕跡を残さないためか、被害者の手を塩素系の消毒剤で洗浄するなどしたという。警察では、内部事情に通じた者が関与していた可能性が高いとみて、狂言を含めたあらゆる可能性を念頭に置いて捜査を進めている。