ユロ環境相、性的暴行疑惑を否定

ユロ環境相は8日朝、ニュース専門局BFM-TVとのインタビューの中で、自らにまつわる性的暴行疑惑を否定した。週刊紙エブドが9日付で掲載する予定の記事に先手を打って反論した。
この記事によると、ユロ氏はまず、1997年の事案について、2008年にある女性から性的暴行で訴えられた。この件では時効により不起訴が決まったという。さらに、2016年5月には、自身が設立した財団の元女性職員が、ユロ氏からセクハラの被害を受けたとの証言を警察に対して行ったといい、この件ではその後、示談が成立したという。記事によれば、元職員は、ボーパン事件(環境派所属のボーパン下院議員を巡る一連のセクハラ疑惑)に関係して警察から事情聴取を受け、その機会にユロ氏の件に言及したという。
ユロ氏はこの報道について、2008年に警察から事情聴取を受けたことは認めたが、それは訴えを受けて自ら警察に求めて実現したものであり、自身に落ち度は一切なかったと強調。もう一方の件についても、不適切な関係は一切なく、訴えさえ起こされていないと言明した。この件について、フィリップ首相は同日中に、環境相を全面的に支持するコメントを発表、続いて大統領府も、司法当局の追及を受けていない者の辞任はあり得ないとして、環境相を支持した。
ユロ氏は環境番組の司会者兼プロデューサーとして活躍。歴代の政権の環境問題の相談役を務め、環境派政党においても有力者として知られている。ユロ氏の伝記を執筆したベランジェール・ボント氏は、今回の噂について、ユロ氏は「なうてのプレイボーイであるだけ」だとコメントしている。