金持ちほど長生き=INSEE統計

金持ちほど長生きする。INSEEが6日に発表した調査により、この常識的な命題が統計的に裏付けられた。
この調査は2012年から2016年までのデータを元になされた。これによると、男性の場合、所得水準で上位5%の平均寿命は84.4才に達し、下位5%の71.7才と比べて実に13年間近くの差が出た。女性の場合は格差がこれよりも小さく、上位5%が88.3才、下位5%が80.8才で、差は8年間となった。ちなみに、女性は男性よりも平均寿命が長いことから、女性の場合、所得上位70%までは、男性の上位5%よりも平均寿命が長いという結果が出ている。
所得水準と平均寿命が連動している理由としては、資金がないため適正な医療を受けられないことと、低賃金雇用ほど職業上のリスクが高いことにより説明される。また、所得水準の差は学歴の差に連動しているが、低学歴の者ほど健康上のリスクを伴う行動が多い傾向にある(喫煙など)ことから、平均寿命に差が生じるものと考えられる。ただし、学歴が同じ者で比較しても、所得水準の差と平均寿命の差には明確な相関関係があり、所得水準が直接に寿命を左右するのは明らかであるという。