パリ同時テロの実行犯アブデスラム、ベルギー・ブリュッセル地裁で公判開始

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ベルギーのブリュッセル地裁で2月5日、2015年11月のパリ同時テロの実行犯グループの中で唯一の生き残りであるサラ・アブデスラム容疑者らを被告人とする裁判が開始される。厳戒態勢の下での裁判となる。
アブデスラム容疑者はパリでの犯行後、長年に渡り居住して土地勘があるベルギーのブリュッセルに逃亡し、地下生活を続けていた。2016年3月に、ブリュッセル郊外にあったアジトで警官隊との銃撃戦となり、アジトにいた3人のうち1人が死亡、アブデスラム容疑者を含む2人が逃亡し、警察はその3日後に逃亡した2人の逮捕に成功した。アブデスラム容疑者の身柄はその後、フランスに引き渡されたが、ベルギー当局は、2016年3月の銃撃戦(警察官3人が負傷)について、アブデスラム容疑者ら2人をテロ関係の殺人未遂と銃刀不法所持の容疑で起訴、今回その初公判が行われる。
仏当局はアブデスラム容疑者をフルリーメロジス刑務所にて勾留中で、24時間体制のビデオ監視の下に置くなど、格別に厳重な監視体制を敷いている。今回の裁判のために、身柄を北仏のバンダンルビエイユ刑務所に移し、そこから毎日、厳戒態勢の下で身柄を裁判所まで移送することになっている。容疑者は逮捕以来、全面的な黙秘を続けているが、逮捕後で初の公判となる今回の裁判の機会にどのような態度を示すかが注目されている。公判は4日間に渡り行われる予定。