貸出ステーションのない自転車レンタル、悪評の対象に

貸出ステーションのない自転車レンタルサービスが悪評の対象となっている。中国系の業者がコンセプトを持ち込んだが、利用者と市民の評判は芳しくない。香港のGobee bike社は、破壊行為の被害が大きいことを理由に撤退することを決めた。
これらの自転車レンタルサービスは、専用アプリにより開錠・施錠が可能で、GPS機能により最寄りの空き自転車を探して利用、好きなところに乗り捨てることができるという手軽さを売り物としている。パリにはGobeeのほか、Ofo、Obike、Mobikeの4社が参入している。ただ、変速機がなく乗りにくいなど、ユーザーからの評価は芳しくない。また、迷惑駐輪や、歩道に横倒しになったままといったケースが多く、景観も損なうといった市民からの不満の声も聞かれる。おかしな場所に置かれている写真がSNSなどで頻繁に出回り、悪評がさらに拡散するという状況にもなっている。自治体側も規制に乗り出しており、リール市は1台につき11ユーロの拠出金を業者から徴収することを決定。パリ市も公有地占有料金の徴収を検討している。