イケアの創業者が死去

スウェーデンの家具大手イケアは1月28日、創業者のイングバル・カンプラード氏の死去を発表した。享年91才。同氏は17才だった1943年に、父親からもらった小遣いを元手に文房具の販売を開始し、1947年に家具の販売に乗り出した。買い物客の車にテーブルを積み込むのに苦労している従業員を見て、輸送が容易なコンパクトな包装の組立式家具を思いついたと言われる。組立式家具の開発では、機能性、形状、簡単な組立の3要素を重視した。1958年にスウェーデン国内に第1号店を開設したのを皮切りに、1970年代からは世界各地への事業展開を開始。世界403店で従業員19万人を雇用し、売上高は2016年には364億ユーロに達する大企業に育て上げた。スイスの経済誌Bilanによると、カンプラード氏の個人資産は2017年に373億ユーロと評価され、欧州の富裕者番付で3位につける。