仏国内のガス消費量、2017年は0.4%増

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フランスの天然ガス輸送網を運営するGRTガス(エンジー子会社)は1月17日、国内事業の2017年実績を公表した。それによると、同社を経由した国内のガス消費量は465TWhで、前年比で0.4%増加した。
うち、GRTガスの輸送網に接続された大口需要家による消費量は190TWhで、5.5%増加した。特に、ガス火力発電所向けの需要が増加したこと、化学産業を中心に、重油に代わってガスを利用する動きが強まっていることが消費量を押し上げた。このうち、国内に11ヵ所を数えるガス火力発電所での消費量は55TWhで、過去最高だった2016年を19%上回った。一部原子炉の停止や水不足により原子力発電、水力発電量が低迷したため、これを補うためにガス火力発電所の稼働が増加したことが理由。2014年にはガス火力発電所でのガス消費量はわずか8TWhでほぼ稼働していない状態だったが、2015年以来その重要性が高まっている。
それ以外の消費(ガス配給網に接続された個人、サービス業などの顧客)は275TWhで、2.9%減少した。2016年に比べて冬が暖かかったことが減少の理由で、気候調整後では減少幅は0.4%にとどまる。