ノルマンディ地域圏、地域通貨の導入を準備

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

ノルマンディ地域圏は3月までに、地域圏全域を対象とした地域通貨の流通を開始する。名称とロゴが近く決定され、運用が開始される。
地域通貨の法的枠組みは2014年7月の通称アモン法により整備された。地産地消や循環経済、近隣サービス等の理念に適合した地域の業者への支払いに用いることができる商品券の一種で、地域経済の活性化を目的として、フランスでは2011年から各地で導入が相次いでいる。ノルマンディ地方では、ルーアン市をはじめとする数都市で利用ができるアニェル(2015年導入)があり、現時点で200店舗で利用が可能、1500人に上る消費者が利用している。発行残は10万アニェル(1ユーロ1アニェルの換算率に3%のボーナスを乗せて発行)に上るという。ノルマンディ地域圏の後押しで新たに導入される地域通貨は、地域圏の5県のすべてで通用する地域通貨となることを目指し、100%デジタルとする点に新味がある。地域通貨を紙幣で発行する場合、偽造防止の費用が1枚当たり30ユーロセントほどかかるといい、デジタル化には費用節減の効果が期待できる。アニェルなど既存の地域通貨とも連動する形での浸透を目指す。