マクロン大統領のテレビ演説:国民に団結を呼びかけ

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マクロン大統領は12月31日夜、国民向けのメッセージをテレビを通じて放送した。大統領が年末にテレビメッセージを放送するのは恒例だが、マクロン大統領にとってはこれが初めての機会であり、その内容などが注目されていた。
大統領は17分とかなり長い時間の演説を行った。大統領が執務室とした1階の「角の間」で前日に収録された演説で、背景にはフランスと欧州連合(EU)の旗、大統領府の庭が見える窓、そして、米国の現代アーティスト、シェパード・フェアリーによるマリアンヌ(共和国の女神)像(下部に「友愛」と記されている)を配した。大統領はこの機会に、「金持ちの大統領」というイメージの払拭を狙って、「友愛」を旨として国民に団結と結束を呼びかけ、国民の様々な層に配慮した政策を推進する意欲を示した。大統領はまた、就任以来で進めてきた改革を正当化し、2018年にも同じリズムで選挙公約の実現を継続すると意欲を再確認した。大統領は国家制度の改革に言及、2018年中に国民の信を問う考えを示したが、具体的な内容や方式については言及しなかった。大統領はこのほか、移民流入問題について、難民を受け入れるのは当然だが、難民認定を拒否された者に対しては国内に留まることを認めるべきではないと言明、厳しい姿勢で臨む考えを示した。
なお、大統領は1月3日、閣僚らを集めて会合を開く予定。この機会に、今後数ヵ月間のアジェンダを決め、足並みの揃った政局運営のための調整が行われる見込み。