パリのオークションハウス、2017年に実績好調

仏経済紙レゼコーは12月21日付で、パリのオークションハウスの2017年の実績について報じた。74の競売業者が共同で運営するドルオーが売得金3億7700万ユーロ(前年は3憶7000万ユーロ)で最も多かったが、クリスティーズ(ピノー一族傘下)が40%増の3憶4230万ユーロでこれに肉薄したのが注目される。クリスティーズは今年、重要コレクションの競売取り扱いが多く、また、今年最高値の案件(ジャコメッティの「大きな女II」、2490万ユーロ)もクリスティーズ・パリが取り扱った。競合のサザビーズは12.3%増の2憶4650万ユーロを記録。スーラージュ(612万ユーロ)をはじめとするフランス又はフランスにゆかりのアーティストの重要案件も多く、ジャック・グランジュ氏(デザイナー)のコレクション競売(2840ユーロ)には33ヵ国からの参加があった。アールキュリアルは9%減の1憶9100万ユーロ(うち3000万ユーロはモナコ)に後退。前年には、得意とするクラシックカーでフェラーリの名車が3210万ユーロの高値で落札されており、それとの比較で減収となった。