住宅取引件数、過去最高を記録

公証人統計によると、1-9月の住宅取引件数は95万2000件となり、前年同期比で15.5%の大幅増を記録した。過去最高記録を更新した。2017年通年では100万件に達する勢いとなっている。
取引価格は7-9月期に前年同期比で5.1%増を記録。上昇率は、1-3月期に3%、4-6月期に3.7%と順次加速している。7-9月期には、パリ首都圏で5.8%の値上がりを記録したが、地方では4.5%と値上がり幅が比較的小さかった。都市別では、サンテティエンヌ、ルアーブル、ディジョンを除くすべての主要都市で価格が上昇。上昇幅が最も大きいのがボルドーの12%で、1平方メートル当たりの平均価格は3590ユーロに上った。パリ・ボルドー間の高速鉄道の開業が価格を押し上げる主因になったと考えられる。パリ市内も7.8%の大幅な値上がりを記録して平均価格は8940ユーロとなり、2018年1月には9190ユーロに達すると予想されている。
他方、住宅ローン金利は低水準にはあるものの、低下してはいないため、価格上昇に伴い、家計の住宅購入購買力は相対的に低下している。住宅ローン仲介のMeilleurstauxの調べによると、全国20都市のうち17都市で同購買力は低下。標準的な償還期限で月額1000ユーロの返済でローンを組んだ場合、ボルドーで購入できる物件の広さは、年頭には59平方メートルだったが、現在は49平方メートルに縮小している。