2017年の経済成長率、1.9%に

INSEEは20日、新たな経済見通しを発表した。2017年通年の経済成長率を1.9%とする予想を示した。この成長率は2011年以来で最高となる。四半期ごとの成長率予測は、2018年第1四半期に0.5%、第2四半期に0.4%と予想(いずれも前の期比)。堅実な経済成長が続くとの見方を示した。
ユーロ圏の成長率は2017年通年で2.3%に上る見込みで、それと比べるとフランスの成長率は低いものの、回復の足取りはしっかりしている。特に、企業設備投資は通年で4%以上の増加を続ける見通しで、企業経営者の景況感の改善ぶりがうかがわれる。設備稼働率の高さから、生産投資が堅調に推移しているのが目立つ。個人消費支出については、燃料税の増税など逆風があり、多少の足踏みが予想されるが、賃金上昇の追い風もあり、大崩れすることはないと予想されている。雇用創出の勢いは、公的援助が伴う雇用の削減に伴いやや鈍り、失業率は6月末まで9.4%程度のまま推移する見通しという。