トロン元公務員閣外相、強姦容疑で重罪院での公判が開始

セーヌ・サンドニ重罪院で12月12日、トロン元公務員閣外相に対する公判が開始される。トロン元閣外相は、ドラベイユ市(エソンヌ県)の市長をしていた時に、同市の文化担当助役(女性)と結託して、強姦及び性的暴行を働いたとして2人の元市職員から訴えられていた。2人の女性は足裏マッサージからスタートして性的暴行、強姦に至ったと主張し、2011年5月に市長を告訴した。なお予審取調中に、足裏マッサージを市長から求められたとする証人が相次ぎ、就職や住宅斡旋などを求めて市長との会談を求めた女性達に、市長は自らの立場を利用したとされる。原告の2人の元市職員はともに、市長により市職員として一旦は採用された後、解雇された。被害者女性の1人が、極右政党のFNの創設者のルペン一族と親しかったことから、市長は「政治的陰謀」と主張していた。予審判事は2013年12月、トロン市長と助役に対して不起訴を決定したが、この決定を不満とした原告側が控訴、パリ高等裁判所弾劾部は先の不起訴の決定を翻して、重罪院での公判を命じる決定を下していた。