フランスの国民負担率、欧州諸国中で最高に

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12月7日発表の欧州統計機関(ユーロスタット)の統計によると、フランスの国民負担率(租税・社会保険料の対GDP比で表す)は2016年に47.6%となり、欧州連合(EU)加盟国中で最も高かった。2015年にフランスと並んで最高だったベルギーは46.8%に下がった。第2位はデンマークの47.3%だった。
ユーロ圏の平均は41.3%、EU全体の平均は40%だった。国民負担率はアイルランド(23.8%)が最も低く、ドイツ(40.4%)やオランダ(39.3%)はユーロ圏の平均以下、南欧諸国では、イタリアが42.9%と平均以上だが、スペインは34.1%で平均を大きく下回った。
フランスでは、社会保険料の対GDP比が18.8%と、ユーロ圏平均の15.3%(EU全体では13.3%)と比べて特に高い。ドイツ(16.7%)とベルギー(16.1%)などがこれに続いている。福祉国家として知られるスウェーデン(3.3%)やデンマーク(1%)ではこの比率は極めて低いが、これは社会保険料ではなく所得税等を財源としていることが理由で、個人の所得に係る租税の対GDP比は両国でそれぞれ15.7%と26%と高い。この割合はフランスでは8.7%、ドイツでは9.2%だった。