小学生の読解力が再び低下、ブランケル教育相は対策を約束

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

国際教育到達度評価学会(IEA)が5日に発表したPIRLS(国際読書力調査)で、フランスの成績が再び低下した。ブランケル教育相は同日、対策を約束した。
この調査は、小学4年生を対象に、世界50ヵ国で2016年に実施された。スケールスコア(IRT法による)の評点で、フランスは511点で第34位となり、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均(541点)と欧州連合(EU)の平均(540点)のいずれも下回った。また、15年前の調査と比べて、単純な読解力を調べるテスト項目では評点が6ポイント低下、複雑な解釈・情報抽出力を見るテスト項目では22ポイントの低下を記録しており、高度な能力ほど後退が目立つという結果になった。
ブランケル教育相は同日に開いた記者会見で、国語教育の強化を約束。「小学校で毎日、書き取りを行う」とのオランド前政権時代に定められた教育目標の実行の徹底、「暗唱」を毎日行うことや、音読の実践の定着などの対策を掲げた。また、教科書はどれも同じではない、と述べて、効果的な教科書を選んで使用するよう学校側に呼びかけると共に、教育の自由が混乱を意味してはならない、とも述べて、教育方法の指定を含めた監督権を発揮する考えを示唆した。