人気作家のジャン・ドルメソン氏が死去、92才

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人気作家のジャン・ドルメソン氏が12月4日未明に死去した。92才だった。
ドルメソン氏は貴族の家柄の出で、1925年にパリで生まれた。高等師範学校(ENS)で学び、哲学の教授資格(アグレガシオン)を取得後、ユネスコ職員や哲学誌ディオジェーヌの編集長などとして活躍。最初の小説を1956年に刊行、1960年代を通じて人気作家となり、1973年にはアカデミー・フランセーズの会員として迎えられた。1974年には保守系日刊紙ルフィガロの編集長に就任するなど、保守派を代表するジャーナリスト・知識人として活躍した。深みがあると同時に軽快さとユーモアを湛えた筆致は人柄にも表れており、多数のテレビ出演の機会を通じて、善意とからかいの入り混じった巧みな話術は広く知られており、フランス流の知識人の典型的なスタイルを体現していた。この2月に刊行される「私はまだ生きている」が遺作となる。