マシー市の新開発地区「アトランティス」

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パリ南郊マシー市(エソンヌ県)で、新開発地区「アトランティス」の整備が進められている。大パリ圏の環状地下鉄の駅前整備事業のテストケースとして注目されている。
アトランティスは4ヘクタールの土地の再開発事業で、鉄道駅(郊外連絡急行と高速鉄道TGV)と長距離バスターミナルに隣接した地区に、オフィスや住宅、店舗などが混在する活力ある新地区を整備するという趣旨。全体の監修は著名建築家のクリスチャン・ド・ポルザンパルク氏が手掛けた。このアトランティス地区はもともと、産業地区の内部に位置し、大手企業の施設があるが、マシー市は費用のかかる土地の取得を断念、代わりに入居企業に働きかけて、土地占有の見直しを求め、余剰の土地を開発業者に委ねてもらい、再整備を進めるという方法を採用した。企業側は土地の有効活用により利益を得られ、市側は開発業者に条件を付ける形で、全体的なプランに沿った都市空間の整備を進められるという利点がある。