男女の賃金格差、大きく残存

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APEC(管理職雇用協会)が11月29日に発表した調査結果によると、人事部門では女性が管理職の8割を占めているが、それでも顕著な男女の賃金格差が残っている。男性と女性の賃金の中央値を比べると、男性のほうが女性よりも15%高い。人事部長のクラスに限ると、この格差は20%に上る。ちなみに人事部長でも、全体の65%が女性で、女性が主流派となっている。全体でみると、管理職における男女の賃金格差は12%となっており、女性が多い人事部門における格差はかえって大きいことがわかる。
管理職において男女間の賃金格差が生じる原因の一つは、女性のほうが男性よりパートタイム就労が多いことがある。また、大企業になるほど、男性のほうが女性よりも管理職が多いという事実があり、大企業のほうが一般に賃金水準が高いことから、この分布の差は賃金水準の格差に直結することになる。女性の場合、主に出産などでキャリアが中断されることが多く、これが昇進にマイナスになるという事情がある。ただし、ある専門家によると、管理職の賃金格差の半分は、会社内の不平等に由来しているという。