処方薬の健保負担、上位10品目は

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ルモンド紙は29日付で、オープンデータの分析を通じて、2016年に健保負担額が大きかった処方薬トップ10をはじき出し、その内容について報じた。
上位10品目の健保負担額は合計で25憶ユーロを超える。最も高かったのは、関節リウマチをはじめとする炎症治療薬の「Humira」で、4憶6000万ユーロ強を記録。同じく炎症治療薬の「Enbrel」も5位(2憶3500万ユーロ)と上位に入った。これらの医薬品は特許が切れており、15%安いバイオシミラーの「Benepali」が販売されているが、バイオシミラーの場合、効果が本来の医薬品と完全に同じではないことから、処方が大きく増えない傾向がある。第6位の仏サノフィのインスリン「Lantus」(2憶2500万ユーロ)についても、同様の事情から、そのバイオシミラーの健保負担額が100万ユーロ弱と、ごくわずかにとどまっている。
他方、第8位のサノフィ社の鎮痛薬「Doliprane」(2憶200万ユーロ)は、パラセタモル系の鎮痛薬だが、ジェネリック医薬品への置き換えが認められていないため、いまだに高いランクに留まっている。政府は、国内生産の同薬の雇用維持への貢献を考慮し、ジェネリック医薬品への置き換えを見送ったという経緯がある。