双生児の皮膚移植で重傷やけどの治療に成功

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パリのサンルイ病院は23日、重傷のやけどを負った男性が皮膚移植により治癒した事案を発表した。一卵性双生児の兄弟の皮膚移植により治癒した。同様の移植の例はこれまでにもあるが、やけどの面積が全身の95%という広範囲熱傷において治療に成功したのは今回が初めてだという。
男性は33才、2016年末に労働災害でやけどを負い、重篤な状態で入院した。サンルイ病院の医療チームは、男性の一卵性双生児の兄弟から皮膚を採取し、網型に加工して移植するという治療を3回(7日後、11日後、44日後)に渡り行い、回復を試みた。拒絶反応がないことが決め手となり、治療は良好な経過を辿り、患者は4ヵ月後に退院、現在はリハビリ中であるという。
今回の成功例は、自家培養皮膚の移植によるやけど治療の有効性の傍証とみることもでき、新たな治療法に道を開く可能性が注目されている。