非番の警察官が拳銃で3人を射殺、別れ話がきっかけ

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パリ北郊外サルセル市で18日夜、非番の警察官が拳銃で3人を射殺、3人に重傷を負わせた上で、自殺する事件があった。犯行には職務用の拳銃が用いられた。別れ話のもつれがきっかけとみられている。
この警察官は31才、治安部隊に所属していた。同日の20時45分頃、市内の路上に止めた車中で25才の交際相手と別れ話で言い争いになり、犯人は拳銃で女性を撃ち、重傷を負わせた。犯人は次いで、通りがかりの30才と44才の付近住民を射殺、さらに、近所にある女性の実家に乗り込み、女性の父親を射殺、母親と姉妹の2人に重傷を負わせた後で、家の庭で拳銃で自殺した。
警察官が職務で用いる拳銃を勤務外でも携行することは、以前は厳しく制限されていたが、警察官がテロの標的になる事件が相次いだのを受けて、2015年に規制が緩和された。現在は、武器を非番事にも携行している警察官が全体の4割に上るとされている。その一方で、警察官の自殺も増えており、2010年から2016年にかけて、警察官の自殺の55%は職務用の武器による自殺であるという。警察官が職務用の武器を用いて犯した犯罪としては、5月に口論の末に内縁の妻を射殺した事件と、9月に別れ話の末に妻と2人の子供を射殺し、自殺した事件の2件が発生している。今回の事件後、コロン内相は、必要性から武器携行は正当化されるとして、制度を見直す考えがないことを確認した。