女優のダニエル・ダリューさんが死去

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息の長い活躍で知られたフランスの大女優、ダニエル・ダリューさんが17日に死去した。100才だった。
ダリューさんは1917年5月1日にボルドーで生まれ、パリで育つ。小さい頃から音楽の才能を示したが、オーディションで認められ、14才だった1931年に、コメディ映画「ル・バル」(ティーレ監督)でデビューする。両大戦間の時代の人気女優となり、1936年のリトヴァク監督「うたかたの恋」で名声が定着。戦後には、オフュルス監督の「輪舞」(1950年)や「たそがれの女心」(1953年)のグラマラスな美女の役どころや、オータンララ監督「赤と黒」(1954年)やアレグレ監督「チャタレイ夫人の恋人」(1955年)などの文芸物でも、存在感のある大人の女を演じた。1960年代のヌーベルバーグの時代にも乗り遅れることなく、ドゥミ監督の「ロシュフォールの恋人たち」(1966年)では、出演俳優の中でただ一人、吹替をせず歌のパートを歌い、演技と歌の境目を感じさせない自然な歌唱で力量を示した。その後も2010年まで、映画やテレビ、舞台で活躍を続けた。