熱を回収できる道路「パワーロード」、ユーロビア社が開発

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建設大手バンシ子会社のユーロビア(Eurovia)は16日、エネルギー生産が可能な道路「パワーロード」を公開した。熱を回収し、ヒートポンプを組み合わせて冷暖房などに利用する。既に試験導入が始まっている。
道路をエネルギー生産に活用する試みとしては、コラス(建設大手ブイグ子会社)によるワットウェイがある。これは、太陽電池パネルを敷き詰めて電力生産を行うというものだが、ユーロビアの「パワーロード」の場合は、舗装下に熱媒体の入った管を埋設し、熱を回収した上で再利用するという構成になっている。同社はこのため、熱透過性の良好な舗装材などを開発した。同社はこのソリューションを、ポンタルリエ市(ドゥー県)の駐車場と、サンタルヌー市(イブリーヌ県)の高速道路に併設の重量車両駐車場に試験導入し、成果を調べている。熱の回収により、舗装道が気温上昇をもたらすヒートアイランド現象を緩和することにも貢献、熱を地中の蓄熱ユニットに蓄積しておき、冬季に積雪・凍結の解消に利用するといった使用法が可能で、空港滑走路での利用にも適しているという。敷設の費用は1平方メートル当たりで250ユーロ程度といい、太陽電池パネルの敷設(1000-2500ユーロ)に比べると安いという。